スペイン語と野球

 

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hanakoko spanish スタッフ2号です。

前回はスペイン語とサッカーをテーマに書きましたが、今回はスペイン語と野球について書きたいと思います。

MLB(メジャーリーグ)と言えばアメリカ3大プロスポーツの一つで、古くはタイ・カップベーブ・ルースなど、正にWASPのアメリカ人のスポーツという感じでしたが、近年ではかなり様子が変わっています。今年前半は大谷翔平がMLB150年の常識を打ち破るセンセーションを起こしていますが、その大谷翔平と共にダルビッシュ有や菊池雄星もオールスターに選出されるなど、他の日本人選手の活躍も目覚ましいものがあります。そして決してあなどれないのがドミニカ共和国を筆頭とする中南米のスペイン語圏の選手たちです。
次の表をご覧ください。(表の▲▼でソートできるので遊んでください)スペイン語圏選手の合計が451名なので、アメリカ人の1/3にもなります。MLBは今やアメリカ人のみならず世界中の野球少年の夢となっています。

【現役MLB選手出身国と人数】(出自:Wikipedia

公用語選手数
1アメリカ英語1314
2カナダ英語, フランス語12
3オーストラリア英語4
4アメリカ領ヴァージン諸島英語1
5バハマ英語1
6ドミニカ共和国スペイン語204
7ベネズエラスペイン語136
8プエルトリコスペイン語33
9キューバスペイン語32
10メキシコスペイン語18
11コロンビアスペイン語12
12パナマスペイン語11
13ニカラグアスペイン語3
14ホンジュラススペイン語1
15ペルースペイン語1
16日本日本語8
17キュラソー(オランダ)オランダ語, パピアメント語6
18アルバ(オランダ)オランダ語, パピアメント語2
19オランダオランダ語1
20韓国朝鮮語(韓国語)4
21台湾中国語1
22ブラジルポルトガル語(ブラジルポルトガル語)1
23ドイツドイツ語1

ドミニカ共和国出身のメジャーリーグ選手と言えば、少し前だとサミー・ソーサペドロ・マルティネス、最近ではアレックス・ロドリゲス(A・ロッド)アルバート・プホルス 等々、スーパースター揃いです。実は筆者は出張でドミニカ共和国を訪れたことがあるのですが、野球の話になるとかなり盛り上がりました。(ちなみに、このウェブサイトのトップに出てくる夕陽の写真はドミニカ共和国の首都サントドミンゴ郊外のホテルのビーチで撮影したものです。)少し話が逸れましたが、表でも分かる様に野球でもサッカー同様にスペイン語の存在感はかなり大きいと言えます。

最後に東京2020オリンピック・パラリンピックの野球とソフトボールの本戦出場国各6ヶ国を記載しておきます。こちらもスペイン語圏の国は健闘してますね。

【野球(男子のみ)】

公用語
1日本日本語
2メキシコスペイン語
3ドミニカ共和国スペイン語
4アメリカ英語
5イスラエルヘブライ語
6韓国朝鮮語(韓国語)

【ソフトボール(女子のみ)】

公用語
1日本日本語
2メキシコスペイン語
3アメリカ英語
4カナダ英語
5オーストラリア英語
6イタリアイタリア語

hanakoko spanish 講師のエドガル先生はメキシコ出身なので、オリンピック・パラリンピックでは日本同様にメキシコの応援もよろしくお願いします!
それでは ¡Hasta pronto!